今週、9月19日から22日開催の、東京のフィンテックサミットはそのスケール、幅広さにおいて野心的です。幅広い起業家、スピーカー、革新家が国内と海外から集まります。クイックノレッジ主催の第1日目、資産運用セッションには150人以上の人が参加しました。大規模なパネルが幅広いスピーカーたちの見解を議論しました。全てのパネリストから、私の気づいた点、観察記録は下記のとおりハイライトされています。
モデレーター, 北澤千秋
QUICK 資産運用討論会 フィンサム・ウィークスペシャル 「フィンテックが変える日本の資産運用」
* 油布志行 (金融庁 総務企画局 参事官(総合政策・資産運用担当))
* 林千晶 (ロフトワーク代表取締役)
* 藤野英人 (レオス・キャピタル・ワークス(ひふみ投信)代表取締役社長・最高投 資責任者(CIO))
* ポール・チャップマン (マネーツリーCEO / 創業者)
* 今日の日本では平均40歳の働き手たちが、ベビーブーマーが現在受け取っている額より30%少ない年金を将来受け取ります。
* 日本は今日では、総額1800兆円の個人金融資産を有しています。
* 米国は総額8700兆円、3分の1程度の人口の日本の4倍の金額です。
* なぜこれだけの差があるのでしょうか?多くの日本人はリスク性資産に投資せず、定期預金にしており、消費しません。
* 米国民は年間13万円の寄付をしますが、日本人は2500円しか寄付をしません。3分の1の人しか寄付をしません。
なぜそうなっているのでしょうか?日本のバブルの後、20年間のデフレからくるトラウマです。
* 米国では1929年から1949年まで戦争後の大恐慌時代に同じような例が見られました。1950年までに消費が回復し、1960年以降のブームになりました。
* 多くの日本人には否定的で負け犬のような精神状態が見られます。一生懸命働きますが、解雇され、英語を勉強しますが、進歩しません。ダイエットしますが、やせません、投資しますが、リターンは少ないのです。
* これはすべて循環していて、20年以内にリバウンドが予想されます。然しフィンテックがこのリバウンドを一部でスピードアップします。
* 多くの日本人は貯蓄が少ないため、金融機関から真剣に考えて貰えないと感じています。最低額は知らされていません。明らかな目標を持たずに貯蓄しています。多くの日本の銀行は1千万円の貯蓄ができれば顧客と呼んでいます。これがスタートです。
* 多くの日本人は貯蓄が無ければ、注意を向けて貰えず、月にわずかの積み立てをしてもペーパーワークが増えるだけと感じています。フィンテックはこのイライラするプロセスを単純化できます。
* 現在の日本の証券会社は売り手への手数料を基準に金融商品を押し込んでいます。まだビッグデータを使用して、バイヤーのニーズに合わせることはしていません。
* 日本でも所得格差があり、富裕層の20%の人々がサービスの対象です。
* 普通の日本人市民は残り80%の人たちの為の魅力的な商品はないものと感じています。
* ベビーブーマーのシニア世代は多額の金融資産がありますが、シニアの30%は10年単位で亡くなっていきます。悲しいことに、相続が終わると、子供たちは定期預金に現金を預け、投資しません。
* フィンテックは新しい顧客のニーズに合う、カスタマイズされた金融商品を見つけるために必要とされています。これらを買うため、プロセスを円滑にするためにモバイルを使用したツールが役立ちます。このプロセスは将来、ペーパーワークを最小化してくれます。今日書類に使用されるハンコは終わらせなければいけません。
* フィンテックは今日、多額の資産を持つシニア層だけでなく、将来は若い顧客にも焦点を当てます。ロイヤルティを育てる最善の方法が早い時期に顧客ベースに訴えることです。将来、効率的な分配を行うためにはスマホがチャンスを作り出してくれます。
* 多くの日本の銀行は今日では、定期預金などにゼロに近い利率しか提供できません。これではまともな資産運用とは言えません。人口の大多数を占める幅広い潜在的顧客層に焦点を当てる新しい改革が求められます。人口の少数派から少なくない資産を持つ層が出てきます。このテクノロジーはファイナンス分野でスムーズに使用されます。今日では、これがフィンテックの起業家たちの明確な目標です。価値あるスタートです。
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